関連用語集

さ行

西正寺層(さいしょうじそう)
口之津層群の上部を構成する堆積層で、南串山層を不整合で被っています。全体の層厚は約80m。レキ層、砂層、青灰色シルト層の互層から成っています。レ キ層のレキ種は、下部は南串山早起源の安山岩を含み、上位ほどチャートや砂岩が卓越するようになります。シルト質の砂層からは砂管が見られる事から、この 層が堆積した当時は浅い海域だったと推定されます。

坂瀬川層群(さかせがわそうぐん)
熊本県の天草下島の北部と上島の一部に分布する海成層で、下位から一町田砂岩層(いっちょうださがんそう)、坂瀬川層に区分されている。一町田砂岩層は特 徴的な岩相を持ち、天草炭田における重要な鍵層となっている。坂瀬川層は暗灰色シルト岩層で、部分的に泥岩層との互層をなすところがあるl。形成年代は新 生代古第三紀始新世(約5500万〜約3800万年前)と推定されています。

坂瀬川層相当層(さかせがわそうそうとうそう)
島原半島の南、向小屋(むかいごや)と呼ばれる地域に局所的に露出している暗灰色シルト層。天草下島に分布する坂瀬川層に岩相がよく似ていることから、坂瀬川層相当層と呼ばれている。島原半島で最も古い地層。

猿葉山(さるばやま)
中期雲仙火山の活動時代に形成された溶岩ドーム。噴出年代は約19万年前です。

 

七面山(しちめんざん)
眉山の北側の峰に付けられた呼称で、およそ4600年前に形成されたデイサイト質の溶岩ドーム。山頂の標高は818.7m。地形的な特徴から、天狗山の活動の後に地表に出現し、天狗山の山体を破砕させた。

島の峰溶岩ドーム(しまのみねようがんどーむ)
約2万7千年前に形成された妙見カルデラの中に生じた4つの溶岩ドームの内の一つ。形成年代は約6千年前です。

島原岩屑なだれ(しまばらがんせつなだれ)
島原市の眉山の北東側に広がる流れ山地形を作った山体崩壊の現象。形成年代は約4600年前とされている。現在の眉山付近にあった古い火山体(古眉山)が、眉山の火山活動に伴って崩壊して生じたと考えられている。

菖蒲田安山岩(しょうむたあんざんがん)
大屋層下部層の中に挟在する角閃石安山岩の岩体です。中に、斜長石、普通角閃石、単斜輝石、普通輝石、石英を含んでいます。噴出年代は約380万年前ですが、噴出時期は大屋層の堆積開始直後で、早崎玄武岩の噴出直前と推定されています。

新規雲仙火山(しんきうんぜんかざん)
中期雲仙火山の活動後に開始された、雲仙火山の最も新しいステージに活動した火山もしくは火山活動を一括した総称の事。野岳火山の生成と崩壊など、活発な活動を行っていた事が分かっています。活動年代は約15万前以新です。

新焼溶岩(しんやけようがん)
1792年(寛政四年)に起きた眉山溶岩ドームの大崩壊の前に、普賢岳の北東斜面を流下した溶岩流です。流下時期は1792年2月〜4月の間。幅は約 150m、長さは2.2km。流出量は約3000万m3。成分はデイサイト。この溶岩流の分布域は、雲仙天草国立公園の特別保護地区として、自然環境が保護されています。

 

雀地獄(すずめじごく)
雲仙温泉内にある地熱地帯の一つ。温泉の湧き出す音が雀の鳴き声のように聞こえる事から、この名前が付けられています。雲仙地獄の地獄めぐりをする遊歩道のすぐ脇で見られます。

諏訪の池(すわのいけ)
雲仙市と南島原市の境界付近にあるため池。諏訪の池断層が作る断層崖が作る地形的なへこみを利用して作られた灌漑用の池で、この池から下流の田畑に農業用水を灌漑しています。

諏訪の池玄武岩(すわのいけげんぶがん)
口之津層群を不整合に被い、前谷層に不整合に被われる玄武岩質の溶岩流です。形成年代は約60万年前で、かんらん石、普通輝石、斜長石の斑晶を含んでいます。

諏訪の池断層(すわのいけだんそう)
諏訪の池付近にあり、諏訪の池玄武岩を断ち切る北西落ちの正断層です。金浜断層とほぼ同様の形状をなす円弧状の断層崖が雁行状に2本走っており、それらの間に出来た細長い低地を利用して作られたのが諏訪の池です。

 

清七地獄(せいしちじごく)
江戸時代の初期、清七(せいしち)と呼ばれる隠れキリシタンが処刑された日に湧き出したとされる、雲仙温泉内の地熱地帯の一つです。

千本木溶岩(せんぼんぎようがん)
普賢岳の北東斜面を流下した溶岩流。年代は約1万3千年前と推定されています。