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平成新山
がまだすドームから見た平成新山。
平成新山は、火口から湧き出してきた溶岩が冷えて固まってできた山です。
1991年5月20日から5年間ほど続いた溶岩の噴出により成長した山で、日本で 一番新しい溶岩ドームです。噴火終息宣言直後の山頂の標高は、1486メートルでしたが、その後の頂部の崩壊や、溶岩ドーム自体の”たるみ”により、現在 は1483メートルとなっています。
この溶岩ドームは粘性の高いデイサイト質の溶岩で,わき出し場所を変えては斜面上に張り出し、先端が崩落を起こしました。その結果,火砕流が繰り返し発生し、尊い人命がたくさん奪われました。