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普賢岳
普賢岳・国見岳・妙見岳は、遠目に見れば近接した3つの峰に見えますが、それらの成り立ちは異なっています。
国見岳と妙見岳は、約4万年前から活動を開始した妙見火山が、約2万年前に大崩壊を起こした際に生じた崩壊壁の一部です。
一方、普賢岳は、妙見火山の崩壊によってできた大きなくぼ地を埋めるように噴出してきた溶岩ドーム群の一つで、約6000年前に生じたとされています。
これらの3つの山を仲のよい3匹の河童にたとえた「山の三太郎」という民話もあるほど、地域の人に親しまれている山々ですが、実際は国見岳と妙見岳が”兄弟”で、普賢岳はその”兄弟”より年下の、若い火山です。