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正覚寺の石段
1792(寛政4)年5月21日夜8時すぎ、眉山の南の峰・天狗山が、強い地震によって大崩壊を起こしました。土砂が海に突っ込んだために起きた津波は多比良にも押し寄せましたが、多くの人は高台にある正覺寺に避難し、難を逃れました。
正覺寺には、「津波は石段上から3段目まで到達した」という言い伝えがあります。正覺寺の本堂の右側にある石段は、大津波が境内のすぐ近くまでやってきたことを、私たちに伝えています。