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重要なお知らせ

朗報 平成新山が「第2回 IUGS 地質遺産サイト100選」に選ばれました!

2024年8月27日、韓国釜山で開催された第37回国際地質学会(IGC)において、国際地質科学連合(IUGS)は平成新山を「第2回地質遺産サイト100選」に認定しました。

「地質100選」はIUGSが2022年に始めたもので、今回はその第2回目になります。これによりIUGSが認定する地質サイトは、全部で200になりました。なお、日本ではすでに第1回時に選ばれた兵庫県の玄武洞、同県にある野島断層、そして今回、平成新山とともに選ばれた鹿児島県の喜界島の隆起サンゴ礁をあわせて国内4例目になります。この認定により、平成新山の科学的価値がより国際的に認められたことになります。

長崎県の最高峰で、島原半島ユネスコ世界ジオパークを代表する地質サイトである「平成新山」は、雲仙普賢岳の平成噴火(1990年~1995年)により形成された溶岩ドームです。平成新山は火山学や地質学などの多くの分野で研究が進み、噴火活動の始まりから終息に至るまでの活動プロセスや溶岩ドームの成長過程を世界で最も科学的に記録された場所の一つとして、国際的な価値をもっています。

詳細については、IUGSの公式ウェブサイト www.iugs-geoheritage.org をご覧ください。